相続登記

20年前の相続

Aさんは独身で子どももおらず、約20年前に亡くなりました。

Aさんには弟のBさんがいたほか、母親の異なる兄弟であるCさん、Dさんがいました。

しかし、遺産分割協議が行われないまま、

Aさん名義の自宅には、同居していたBさんがそのまま住み続けていました。


その後、CさんとDさんも亡くなり、さらにその相続人も亡くなるなど、

複数回にわたる「数次相続」が発生しました。

その結果、相続人は15人前後まで増え、

中には連絡の取れない方も複数いる状況となっていました。


今回は、Aさん名義の自宅をBさん名義に変更したいとのご相談でした。


(意見対立があり紛争性がある場合は弁護士さんに引き継ぐことを了解いただいた上で)


まず、相続人調査を開始し、相続人を確定しました。

次に各相続人の意向を確認し、相続放棄を希望される方にはその手続きのサポートも行いました。

その結果、1年近くの期間を要しましたが、

最終的に遺産分割協議が成立し、無事に不動産をBさん名義へ変更することができました。


なお、Bさんのご負担額は約40万円でした。


兄弟姉妹が相続人となるケースでは、

時間の経過とともに数次相続が発生し、関係者が増えることがあります。

また、相続人の中には血縁関係のない方が含まれる場合もあり、

協議が複雑化・長期化することも少なくありません。

そのため、相続手続きはできるだけ早めに対応することが重要であると、

あらためて感じた事例でした